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文部科学省前局長の佐野太被告が関与した、東京医大の裏口入学問題は、いろいろと調査が続くうちに、女子受験生への不適切な点数操作がなされていたことが判明し、女性への差別問題へと大きく方向を変え、さらに発展してきました。

入学試験の採点時に女性だけ不等に減点されていたとしたら、これは入学試験制度の根本を揺るがす大問題です。

女性は医師になっても、出産、子育てなどで休むことが多いので困る、という事情が根本にあるようですが、これはどこの職場でも起こり得ることで、女性を採用する際にそれは織り込み済みで採用が決められているはずです。それを入学試験の段階で合否判定に使うとしたら、これは世の中の全女性を敵に回すだけではなく、非常識極まりない大学として、この世から抹殺されかねません。この大学の幹部には男女雇用均等法という法律があることも全く忘れられていたようです。

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8月13日20時00分 99

私が縁あって千葉県民となってすでに23年目に入っています。

私は1996年に帝京大学医学部附属溝口病院から亀田総合病院へ異動いたしました。

私の異動に関しては、多くの外科医たちから「そのまま帝京にいれば助教授から教授への昇進が間違いないと思われる中、どうしてそんな決心をしたのだ、もったいないではないか」と質問をされたものでした。

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8月6日20時00分 191

2020年の東京オリンピックまであと2年となりました。計画が発表された当初より、真夏に東京でオリンピックをやって大丈夫かとの懸念が多くの国民から表明されてきましたが、ここまで来ると後戻りはできませんね。

東京都知事の会見の様子を過日、テレビで見て多数のボランティアを導入する案をお持ちだと分かりました。ボランティアを自分の手足のように使えるものと思っていらっしゃるような印象をもったので、私は不安になりました。都の職員を導入するのと、ボランティア活動で参加してくださる人を使う場合の根本的な違いをあまり意識しておれないような印象を受けました。

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7月30日20時00分 221

古い話になりますが、私が大学受験生であったころは、私立の医学部、あるいは私立医科大学というと、「裏口入学」とか、「金を積んで入る」という言葉がセットのように会話の中に出ていました。

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7月23日20時00分 239

毎日新聞は7月10日に、お茶の水女子大学が「トランスジェンダー学生を入学可能にした」という記事を配信しました。

戸籍上は男性でも性自認に基づき入学を希望するトランスジェンダーの学生受け入れについてお茶の水女子大の室伏きみ子学長が受け入れる意向であることを説明したのですから、本当に女子大学にトランスジェンダーの男性(?)が入学できるようになるのですが、この方面の覚悟が不足している私には、ちょっとしたショックでした。

これまでにすでに性的マイノリティーの方々が同性との結婚を認められるという国内外のニュースは見た記憶がありましたが、女子大への男子の入学が日本で正式に認められるようになったことを知り、私は驚きました。

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7月16日20時00分 273

2018年7月4日付の日本経済新聞の社説に「人口減を直視し新たな自治の姿を探れ」と題するものがありました。

私は自分のこれまでの人生の中で、20年間を過ごさせていただいた、鴨川市のことを思い浮かべ、考え込んでしまいました。

ほんの1か月前までは、私は鴨川市のことを紹介するときに、人口は3万4000人と言って来たのですが、先週、最新の資料を見たら人口は3万3000人と減っていたので愕然(がくぜん)としたのでした。

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7月9日20時00分 353

すでに本紙で報道されましたように、6月24日に房日新聞社創刊70周年記念事業のイベントが南房総市のとみうら元気倶楽部で開催され、私も出席いたしました。

私が本紙に「医事エッセイ」としてさまざまな意見を掲載していただくようになってすでに20年が経過し、号数も1000を超えました。その1000号記念も兼ねて、同社のご厚意で今回の70周年記念イベントの中に私のトークの枠をつくっていただけました。

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7月3日20時00分 329

最近は、わが国が少子高齢化問題にさいなまれるようになってきたことは、日本国民なら誰しも認識しだしているでしょう。さらに「超」がついて「超高齢化社会」という言葉も汎用されるようになりました。

私はこの問題が論じられる度に、1947年から49年の間に生まれた自分たち戦後第1次ベビーブーム世代とか団塊の世代とか呼ばれる人間たちが、現在および今後の日本のお荷物のように扱われだしていると感じ、不愉快になります。

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6月25日20時00分 368

日本にはすべての国民が加入する健康保険制度(国民皆保険制度)があり、安い医療費で質の高い医療を受けられる点で、世界で一番良い制度だと私は思っています。

これは昭和36年にできた制度ですから、私が小学校6年生の時から日本国民はこの制度の恩恵に浴しているのです。私は子どものころから病弱で、いつも病院にかかっていましたが、母親があるときに「これからは保険が効くから、本当に助かるわ」と言っていたのを思い出します。あれが昭和36年だったのだと、しみじみと思い出します。次から次へとさまざまな病気にかかる私のような子どもを持ってしまって、両親はさぞ経済的に困っていたものと思います。稼業は、両親2人で営む陶磁器卸商でしたから、決して裕福な家ではありませんでした。

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6月18日20時00分 437

少子高齢化問題が深刻化するわが国では、お年寄りをいつまで働かせるかが、大きな問題になりつつあります。すべてのお年寄りが60歳で定年退職して、そのまま年金生活に入られると社会保障費が莫大な額になるので、国としては元気な老人にはできるだけ長く働いてもらって、いつまでも支える側に居てもらいたいと考えるのは当然です。

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6月11日20時00分 476
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