
JR東日本千葉支社は、13日のダイヤ改正に合わせて運行が始まるワンマン運転の新型車両「E131系」の展示会を3日、JR館山駅で開催した。内房線・外房線エリアでは昭和44年以降、52年ぶりとなる新型車両の導入。地域住民や鉄道ファンなど264人が訪れて、記念撮影や新たな機能などを体験した。
E131系は、2両編成で、合計24両を新造し、内房線・外房線の他、鹿島線の一部で運行。前面は房総の海の波しぶきをイメージした水玉模様で、側面には、海をイメージした明るい青色と菜の花の黄色の帯がデザインされている。
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ユーチューブでも限定配信
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年の成人式を中止した鋸南町。新成人の記念となるDVDが完成し、町教育委員会は記念誌とともに新成人の自宅に送付した。
人生の節目となる成人式を中止するのは、主催者として断腸の思いだったが、せめて成人者や家族にとって思い出となる記念品を贈りたいという気持ちから、同教委が、新成人が現況を伝える写真や動画を募集した。
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館山市総合計画審議会(会長・石渡和男館山商工会議所会頭)はこのほど、今後5年間のまちづくりの指針となる市総合計画の後期基本計画案を、金丸謙一市長に答申した。
市のまちづくりの最上位計画の「総合計画」は、基本構想と基本計画(前期・後期の各5年)で構成している。
来年度から始まる後期基本計画については、市内各界各層の25人の委員でつくる同審議会が、市の諮問を受けて昨年8月から書面開催を含め8回の会議を重ね、取りまとめた。
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3・11復興へ祈り
29日まで南房総 ギャラリーsfkで展示
東日本大震災の原発事故前から、福島県に通っていた写真家が昨年3月、写真集『桜の国ふくしま さくらと原発』(A4判変形カラー、112ページ)を出版。その写真集を見たギャラリーオーナーが感動し、写真を基に墨彩画を描いた。写真家と画家のコラボ展示「FUKUSHIMA 桜 3・11から10年 写真と絵で綴(つづ)る記録と記憶」が4日から、南房総市下滝田のギャラリーsfkで始まった。福島の美しい写真と墨彩画が静かなギャラリーを彩る。29日まで。
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統合失調症を患う人たちのためのグループホームや作業所を運営する館山市のNPO法人なの花会(三上彬理事長)に、新型コロナウイルスの感染者や医療従事者への差別や偏見をなくす運動の象徴「シトラスリボン」の製作依頼が相次いでいる。同NPOでは、障害者の就労支援施設として、さまざまなアクセサリー商品などを製作しており、指導員は「いただいた依頼が、製作する通所利用者の励みになっている」と話す。
シトラスリボンプロジェクトは、愛媛県の有志が始め、「地域・家庭・職場(または学校)」を表す3つの輪のあるシトラス色(かんきつをイメージした色)のリボンを着けて、コロナ禍による差別や偏見をなくす活動を広めている。
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社会問題化している空き家などの対策計画の策定作業を進める鴨川市は、同計画案を策定した。ホームページや本庁舎1階の市政情報コーナーで閲覧可能で、パブリックコメントを募集している。
同市が平成28年度と令和元年度に実施した実態調査の結果、空き家などと推定される建物は1010件確認されている。第三者に危害を与える不良度の高さ、売買・賃貸に利活用できる可能性の低さの2項目をA〜Dの4段階で判定すると、不良度で99件、利活用の可能性で592件が、D判定となっている。
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講座の参加募る
南房総市の富山地域づくり協議会「ふらっと」は、14日午前10時から11時半まで富山ふれあいコミュニティセンターで、「初めてのオンライン会議講座」を開く。
新型コロナウイルスの感染防止のため、さまざまな会議やセミナーがオンラインで行われることが多くなっている中、「参加したいけれどオンラインが分からない」「ネットで会議ってどうやってやるの」――といった、オンライン会議未経験者や初心者向けに企画した。
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D机上の空論でなく 高齢化社会への提言
紙面の都合で毎日の掲載ではないが、連載企画「バス停小話」は、各地の路線バスのバス停を巡り、その地名の歴史的背景を掘り下げる企画だ。バス停を追うだけでは机上の空論、頭でっかちになるので、路線バスに乗る企画も続けた。
これまで、丸線、平群線、南房総市営丸山線、トミー、鋸南町営バス、日東交通市内線、同館山鴨川線などに乗って、記事にした。
そうしたバス担当記者≠ニして、「市街地循環バス」に乗った実感を書こう。
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通訳・翻訳講座に9人
草の根レベルで国際交流を推進する鴨川市国際交流協会(鈴木健史会長)はこのほど、「災害時の通訳・翻訳講座」を、同市中央公民館で開いた。アメリカ人3人を含む9人が参加し、外国人に分かりやすい災害時の情報伝達を学んだ。
同市では、人口の2・1%に当たる668人の外国人が住民登録しているが、地震や風雨災害などに無縁の国や地域の出身者もおり、「正しい防災知識と、災害発生時の自助・共助力の向上」が課題になっているという。
同市では、こうした外国人のために「自分の命を自分で守る」ために必要な知識を学ぶ防災教室などを実施。今回の講座も、この取り組みの一環として同協会語学部会の企画・運営で開講した。
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館山
C南ルート「右回り」 客のニーズつかんだ?
対面通行から中央分離帯が出る辺りで、左右に店舗が出てくる。いわゆるロードサイド店である。「下真倉」交差点を過ぎると、左に大型店舗。ここにバスが入る。駐車場内に仮スペースのバス停がある。「コメリパワー館山店」バス停だ。ここでコミセンから乗った男性客が降りる。
「(10時)23分の発車です。少々お待ちください」のアナウンス。やがてドアが閉まり、バスは県道側に出て、「下真倉」交差点を右折。今来た410号バイパスを戻っていく。
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