ニュース » 記事詳細
清掃活動にあたるダイバーら=館山市「西川名漁港」で

台風21号で被災した館山市西川名漁港で27日、ボランティアのダイバーらによる海中清掃活動があった。地元の漁業者と力を合わせて、海底のがれきの撤去などの作業にあたっていた。きょう28日も作業をする予定だという。

今回の台風では、高潮の被害が相次ぎ、房州各地の漁港、漁船、沿岸の施設は大きな被害を受けている。西川名漁港でも、小型船約10隻が全滅状態となるなど大きな被害が出ている。

高潮によって漁港内には、がれきや石、漁具のロープなどがたまってしまっており、地元のダイビングセンター「西川名オーシャンパーク」の呼び掛けに、県内を中心としたダイバー約20人が集まった。

ダイバーらは、復旧作業にあたる地元漁業者ら約30人と共に、水中に潜ってがれきや石を土のう袋に拾い集めて引き上げたり、漂着ごみをかごに回収したりしていた。

茂原市から参加した会社員、麻生洋貴さん(31)は「以前(西川名オーシャンパークで)働いていたことがあり、恩返しの思いで参加した。思った以上にがれき、ごみが多く、両手でかかえるほどの大きな石もあった。作業はまだ始まったばかりという感じだ。早く漁業やダイビングが再開できるようになることを願っている」。

西川名漁民組合長の出口武夫さん(76)は「これほどの高潮被害は初めて。破損した漁船を移動する重機の確保も難しく、漁の再開のめども立たない。きょうはダイバーに協力してもらいとても助かった。感謝してます」と語っていた。

【写真説明】清掃活動にあたるダイバーら=館山市「西川名漁港」で

10月27日20時00分 1,407
Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved