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自身の体験を語る土田さん=鴨川

300人聴講

「諦めずに挑戦していきたい」

日本人初の夏・冬パラリンピック金メダリストの女性車いすアスリート、土田和歌子さんを迎えた講演会が19日、鴨川市民会館で開催された。市内外から約300人が聴講に足を運んだ。

法務省が全国展開する人権啓発活動地方委託事業。県南地域では木更津・館山人権啓発活動地域ネットワーク協議会を構成する7市1町が輪番制で実施しており、今年度は鴨川市を会場に「ヒューマンフェスタinかもがわ」と銘打ち開催した。

土田さんは、平成5年に障害者スポーツのアイススレッジスピードレースをはじめ、長野冬季パラリンピックの1000b、1500bで金メダル、100b、500bで銀メダルに。陸上競技に転向しアテネ大会の5000bで金メダル、マラソンで銀メダルに輝いた。

ヒューマンフェスタでは「今を受け入れ、今を越える〜出会い、そして挑戦〜」と題して講演。高校2年生の時に友人とドライブ中に交通事故に遭い、車いす生活となったが、負けず嫌いの性格と周囲のサポートでハンディを克服した自身の体験を語った。

「これまで支えてくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。今後も何事にも諦めずに挑戦していきたい」と土田さん。2020年パラリンピック東京大会出場を目指すことを宣言し、「大会の成功には皆さんの協力が必要」と会場に呼び掛け締めくくった。

聴講した市内の男性は「土田さんの講話で、今の状況に満足せずに新たな目標に向かっていく気持ちと姿勢が生き方の参考になりますね」などと話していた。

会場では、オープニングに地元の子どもたちでつくる「ひまわりキッズ&フルール」の舞台もあり、オリジナルミュージカルを披露し客席を楽しませた。

【写真説明】自身の体験を語る土田さん=鴨川

11月24日20時00分 523
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