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報告をする倉阪教授=館山コミセンで

昨年8月に館山市で開催された、中高生が2040年の未来市長≠ニなって政策を考え、市長に提言する「未来ワークショップ」の報告会が5日、市コミュニティセンターであった。市長や市職員、市議、一般市民ら約50人が参加。主催した研究チームリーダーの千葉大大学院社会科学研究院の倉阪秀史教授が、子どもたちから挙がった多様な政策提言を紹介。生徒らの地域への関心を高める観点からも、提言を実現するよう呼び掛けた。

持続可能な自治体運営に向けた研究をする千葉大を中心とした研究チーム「オポッサム」と市が共催したワークショップ。同会場で昨年8月に実施し、中学生29人、高校生14人が参加した。

ワークショップでは、2040年に市の人口は3万4988人と2015年の73・7%になるといった館山の各分野の将来予測データを学んだうえで、課題を洗い出し、政策をまとめた。

報告会で倉阪教授は、交通分野では「フェリーで館山に来られるようにする」、Uターン対策では「館山に戻ってくる条件で奨学金制度を設ける」といったように市が抱えるさまざまな分野の課題について、数多くの具体的な提言があったこと紹介。

ワークショップに参加したことで、生徒らの「館山市が好き」、「館山市に貢献したい」といった気持ちが高まったという意識調査の結果も示し、「生徒らの思いをくみ取り、政策提言を真剣に受け止めてほしい。少しでも(提言した政策の)実現に向かって努力してもらえれば、この世代がまた館山市に対する関心を深め、貢献したいという気持ちになる」と訴えた。

金丸謙一市長は「生徒らが真剣に考え、意見も前向きで感激した。(政策の)ヒントをもらった。できるものは実現していきたい」と話していた。

【写真説明】報告をする倉阪教授=館山コミセンで

2月7日20時00分 777
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