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入賞した3社の社長ら=南房総

サバ・エビに独自加工

素材の魅力 最大限に

南房総市の千倉水産加工業組合に所属している3社の加工品が、第28回全国水産加工品総合品質審査会で入賞した。全国から1011点が出品され、1次審査で154点に。審査員らが食べ比べるなどの審査で11の賞の54点が決まった。

同審査会は、全国の水産加工品の品質向上と水産加工業者の生産、技術、販売の意欲向上を目的に全国水産加工協同組合連合会が主催。

ハクダイ食品(大川浩司社長)=同市千倉町白子=が出品した「さば塩麹(こうじ)漬け」が、上から3番目の東京都知事賞と大学生らが選ぶ特別賞「若者大賞」をダブル受賞。

脂の乗ったノルウェー産のサバを3枚におろして塩漬け。県内と新潟県の酒蔵から譲り受けた2種の麹に味がよく染みるよう2晩漬け込み、仕上げた。まろやかな味わいが高い評価を得て、選出された。

大川社長は、「若い人たちから支持が集まったと聞き、今後により期待が持てる品になった」と話している。

スズ市水産(鈴木基進社長)=同市千倉町南朝夷=の「伊勢海老ホワイトソース焼き」は大日本水産会会長賞に。100c程度の小ぶりなイセエビをボイル。独自に開発した滑らかでコクのあるまろやかなホワイトソースがイセエビの味を最大限に引き出しているという。

鈴木社長は「今年、設立30周年を迎え、節目の年に受賞できてうれしい」。

カネタ水産(下羽真一社長)=同市千倉町平舘=の「塩こうじ漬け 骨抜きさば」は、全国水産加工業協同組合連合会長賞に。千葉産の寒サバを3枚におろし、丁寧に骨を取り除いた。減塩、甘口のこだわりの塩麹に漬け込んで素材のうま味引き出し、ふっくらと仕上げた。

下羽社長は「小骨も取り除き、パクパク食べられる品。子どもからお年寄りまで皆さんに食べてもらいたい」と笑顔を見せた。

商品の問い合わせは、それぞれの会社=ハクダイ食品(0470―44―3608)、スズ市水産(44―0662)、カネタ水産(44―0130)=へ。

【写真説明】入賞した3社の社長ら=南房総

2月8日20時00分 848
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