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講評に耳を傾ける住民ら=館山市内で

「全国に誇れる成功例」

県の補助を受け、地域ぐるみでイノシシ対策に取り組んだ館山市の「神戸地区有害鳥獣対策協議会」(家城勇会長)の2年間の活動の締めくくりとして、技術指導にあたった専門家の「AMAC」の浅田正彦代表による活動の講評が大神宮集会所であり、「全国に誇れる成功例」と評価された。

同協議会は、イノシシの出没が増えたのを受け、平成28年に地元農家組合、自治会メンバーで発足。県の「獣害と戦う農村集落づくり事業」の補助を受け、捕獲用のわなを皆で自作するなど力を合わせて被害対策に取り組んでいる。

今回は、2年間の補助期間終了にあたって、浅田代表が活動成果、今後の方針について講話。地元農家に加え、被害が起き始めている近隣の西岬、館山地区の関係者ら約30人が参加した。

浅田代表は、イノシシの活動エリアが住宅、道路周辺に広がり、対策が急務となっている状況を指摘しながらも、行政主導の活動が多い中、「ここは住民の熱意から始まり、わずか2年で(神戸地区の)各集落の枠を越えて人が交流し、情報が共有されるようになったのは素晴らしい成功。さらに神戸地区の枠さえ越えた(近隣地区との)交流が生まれたことは、全国に誇れる成功例」と高く評価した。

2年間の補助事業は終了するが、同協議会は今後も自立した団体としてイノシシ対策に取り組んでいくという。

【写真説明】講評に耳を傾ける住民ら=館山市内で

18年3月5日 778
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