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表彰状を受け取る倉林学長(右)と学生ら=鴨川

3商議所と連携 経済活性化策を提案

城西国際大学観光学部の学生らが館山、君津、木更津の3商工会議所と連携して取り組んだ地域経済を活性化する活動が、2018年度関東商工会連合会の「ベスト・アクション表彰」を受けた。

同連合会では、まちづくりの推進や地域活性化、会議所の知名度向上などで顕著な貢献をした会員などを表彰。今年度は、3商工会議所と連携して「地域経済活性化提案型事業」に取り組んだ同学部が選ばれた。

事業は、木更津以南の南房総地域を来訪する人らに、学生らがアンケート調査を実施。調査結果から観光動向や消費動向などを分析した。

調査活動は、同学部の内山達也准教授と学生らが取り組んだ。商議所は、調査形式や内容を学生らと検討したり、調査場所を設定したりするなど協力した。

アンケート調査は、2017年9月〜2018年1月に木更津市の海ほたるパーキングエリアで行われ、233人からの有効回答を得て、分析した。分析結果から、学生らが商議所と共に、新たな観光ルートの提案や物産品の開発、情報発信の方法などの検討を行い、資料としてまとめた。

「取り組みで得た資料は、地域資源を活用した観光振興などで基礎となり、今後に役立てられる」と館山商工会議所が同学部を推薦し、今年度の受賞につながった。

鴨川市の同大学安房キャンパスで5日、受賞式があり、同学部の倉林眞砂斗学部長に表彰状が手渡された。

表彰式には、館山商議所の和泉澤薫専務理事、君津商議所の齊藤敦専務理事、木更津商議所の永野昭専務理事が出席。調査を実施した内山教授と学生7人による最終報告会も行われた。

館山市の学生、安西麻耶さん(19)は、「勉強する機会として取り組んできたことが、表彰されてうれしい」と喜びを語り、「いろいろな地域活動に参加して、将来は地元を活性化するために働きたい」と語った。

館山商議所の和泉澤専務理事は、「今回得た資料を情報提供の方法や日帰り客を宿泊につなげるような観光プランづくりへ生かしたい」と話した。3商工会議所では、今後も広域で連携し、観光プラン開発やプロモーション活動を図っていきたいという。

【写真説明】表彰状を受け取る倉林学長(右)と学生ら=鴨川

7月7日20時00分 331
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