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来園者の涼を誘うアンドンクラゲ=鴨川

ゆらゆらと涼しげに

鴨川シーワールドのクラゲ展示施設「クラゲライフ」で、四角い形のカサと長い触手が特徴のアンドンクラゲの展示が始まった。期間限定の展示。ゆらゆらと漂う涼しげな姿で、猛暑の中足を運んだ来園者の涼を誘っている。

アンドンクラゲは、カサ径3a程の小さなクラゲ。日本近海には夏にかけて出現する。透明な立方体の体に、強い毒を持つ30a以上の4本の触手が伸びる。江戸時代に普及した照明器具の行灯(あんどん)を連想させることが名前の由来。

房総半島には初夏から秋にかけて出現し、特にお盆の時期になると海水浴場で、刺される被害も発生する。

シーワールドで展示している個体は、今月14日に東京湾に面した保田漁港で採集した80匹。光に集まる習性を利用し、夜間に投光器をつけて集まってきたクラゲを、傷を付けないように柄杓(ひしゃく)を使って水ごとすくいとった。

シーワールドでは「夏の海水浴場では厄介者のアンドンクラゲだが、水槽の中で長い4本の触手が揺らめく姿は、優雅でとても涼しげ。この機会に美しい姿を楽しんでほしい」と話している。

展示場所のクラゲライフでは、約10種類のクラゲを展示している。魅力あふれる生態や多様性を紹介。最新のデジタル映像技術でクラゲの不思議な生活史を再現するコーナーを開設し、より楽しく、分かりやすく学ぶことができる。

【写真説明】来園者の涼を誘うアンドンクラゲ=鴨川

7月27日20時00分 462
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