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昨年実績を大きく上回る沖ノ島協力金=館山

7月末の実績まとまる 館山

陸続きの無人島として人気を集める館山市の沖ノ島で、先月14日から始めた来訪者に協力を募る環境保全協力金が、7月末時点で76万1800円を数え、昨年同期(13万8678円)の5・5倍に上ることが分かった。受領業務を受託しているNPOスタッフは「受領場所を増やしたこととPRが功を奏していると思う」としている。

来訪者の急増で環境の悪化が懸念される沖ノ島の環境を守る事業の財源とするため、市が昨年度導入した協力金制度。環境保全への意識付けも目的だが、初年度の協力金は約30万円にとどまった。

2年目の今年は、受付場所を砂州入り口にある案内所に加え、帰りにも納めやすいよう高ノ島公園付近の2か所に増設。市内14の協力店舗で提示すると割引などのサービスを受けられる領収書も兼ねた協力証の発行も始めた。

委託を受けたNPO法人たてやま・海辺の鑑定団(竹内聖一理事長)のスタッフが、1人1口500円を目安に協力を求めている。昨年を大きく上回る実績に、「丁寧に説明することで、より多くの協力を得られていることが、この数字につながっていると思う。一方で、週末の来訪者に十分な説明ができておらず、入り込みがさらに増える今後に向けての課題であると感じている」と同NPO。

同市では、「昨年実績を超えたのは一つの進歩ですが、来訪者全体の割合からすれば、まだまだ改善の余地があると考えている」と話している。

期間は高ノ島公園が19日までで、案内所では31日まで。

【写真説明】昨年実績を大きく上回る沖ノ島協力金=館山

8月4日20時00分 599
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