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きれいになった弁財天と小倉さん(左)、川名さん=館山市那古

地域住民がコツコツと環境整備

館山市那古の那古寺近くにある閼伽井(あかい)下弁財天の境内周辺を、地元の人が地道な活動できれいにした。境内にはベンチなども設置し「地域の人の憩いの場になれば」と話している。

那古寺観音堂西側の参道脇にあり、地域の人に親しまれる弁財天。仏様に供える水をくむ井戸「閼伽井」があり、水をくみに遠方から訪れる人も多いという。

活動の中心となったのは、近くに住む小倉孝夫さん(69)、川名一男さん(77)。以前は周囲を草木が生い茂っていたため、「来訪者、地元の人に気持ち良く訪れてもらいたい」と5年ほど前から美化作業を始めた。

境内北側の斜面を覆っていた草を手作業で抜いて、拾い集めた石を少しずつ運んで敷き詰めるなど地道に活動を継続。

地域にも活動の輪が広がり、地元の人の協力も受けながらきれいにした。ツバキなどの苗木も植え、地元の人や町内会の提供でベンチ、テーブルも設けた。

小倉さんと川名さんは「みんながきれいになったと喜んでくれてうれしい。地域の人々が集まる憩いの場となり、皆に元気になってもらいたい」。

地元の寺赤町内会長の宮地秀樹さん(63)は「見違えるほど明るく、きれいになった。ありがたいことで、頭が下がる思い」と話していた。

【写真説明】きれいになった弁財天と小倉さん(左)、川名さん=館山市那古

9月25日20時00分 598
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