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白石町長(中央)に完成を報告するドリームKのメンバー=鋸南

6日に港通りで披露へ

鋸南町の伝承や昔話を紙芝居で演じている、地元女性グループ「ドリームK」(?橋和加江代表)の新作「料理の神様と浮島伝説」が完成した。A2判で11枚の大作。同町の白石治和町長から「料理の神様の紙芝居を」との要望を受け、メンバー4人が半年かけて制作した。勝山港通り商店街で6日に開かれる「第10回クジラの都まつり」で初披露される予定。

東国平定をなし遂げたヤマトタケルの死後、父の景行天皇が同じ旅路をたどって、勝山の浮島に到着。ここに滞在した景行天皇に、家来の磐鹿六雁命(イワカムツカリノミコト)が、大きな白いハマグリやカツオを料理して出したところ喜ばれ、以来、磐鹿六雁命が料理の神様としてまつられた伝説を可視化した。

浮島伝説は広く知られているが、紙芝居がなかったことから、白石町長がドリームKに「つくってみてはどうか」と持ちかけた。

メンバーが集まり、脚本から絵までじっくり研究。試行錯誤しながら11枚の紙芝居に仕上げた。絵と文字は?橋代表が描いた。作中、笛を吹く場面があることから、町内に住む黒川恵里さんの演奏を、南房総市在住の前田和弘さんが録音し、音響データに仕上げた。

ドリームKによる紙芝居はこれで5作目。「クジラと新兵衛どん」「頼朝猟島上陸」など、地元に残る伝説を積極的に紙芝居にしている。バリエーションが広がったことから、小学校や老人施設での上演の機会が増えるという。

町長室で完成を報告したメンバーは「みんなで、一生懸命つくりました」。白石町長は「毎回、毎回、素晴らしい作品。ドリームKとその作品は鋸南町の宝」とねぎらった。

【写真説明】白石町長(中央)に完成を報告するドリームKのメンバー=鋸南

10月2日20時00分 636
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