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来年1月15日まで

南房総市は、市内の漁業協同組合が行っているアワビの稚貝放流事業に対して、ふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディング(GCF)による寄付制度を開始した。資源の維持や漁獲量の増加、消費者への安定供給を図ろうという。期間は来年1月15日まで。

同市の内房、外房エリアで取れるアワビは、東京をはじめ全国の市場で取引されているが、昭和42年をピークに近年まで減少の一途をたどり、各漁協などでは資源の維持・増大を図ろうと、さまざまな方策を行っている。

このうち東安房漁協では、アワビ漁場の造成を展開。漁場を3か所に分け、1年に1か所ずつ稚貝を放流し、3年間の育成期間を設けてから収穫し、放流するという「3年輪採方式」を行い、一定の水揚げを保っている。取り組みは内閣総理大臣賞を受賞している。

この方式を含め、市内で行われている稚貝放流事業には、国や県に加え市も補助金を出していることから、今後に向けた財源確保を図ろうと、クラウドファンディングにより寄付を募る。平成28年にも実施しており、269万5000円が集まったという。

クラウドファンディングは、トラストバンクが運営するふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」内(アドレスはwww.furusato-tax.jp/gcf/470)で募っている。1回1万円以上寄付すると、「活きアワビ」などの返礼品がもらえる(漁期が5月のため先行受け付けとなる)。

担当の同市企画財政課では「地域の主力産業である漁業の水揚げ増大や、安定供給の確保から地域活性につなげたい」と協力を呼び掛けている。

詳しい問い合わせは、南房総市企画財政課(0470―33―1001)へ。

11月28日20時00分 561
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