ニュース » 記事詳細
覚書を締結した6市1町の首長=君津

6市1町で覚書締結

南房総と鴨川、鋸南の安房2市1町は25日、木更津、君津、富津、袖ケ浦の君津4市と「(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業」に関する覚書を締結した。この日、君津市保健福祉センターで締結式が開かれ、各首長が出席しサインを交わした。今後は、6市1町での広域行政の組織づくりに向けた作業を行い、来年4月に新たな協議会を立ち上げる準備を進めるという。

安房地域の広域ごみ処理建設事業は、安房郡市広域市町村圏事務組合で進められ、二度の用地取得断念、長期化による館山市の離脱で、残る2市1町で事業を続けていた。

君津4市が進める新しいごみ処理施設建設事業のスケジュールがほぼ同じなことから、2017年10月に、参入にあたっての調査を申し入れ、君津4市と連携して6市1町で事業を行った場合と、安房の2市1町で実施した場合を比べるなど可能性を調査。

デメリットもあるが、君津4市の事業は経済的なメリットがあり、優位性が高いとの調査結果をまとめ、各議会を経て事業連携を希望することを決め、今年10月に君津4市に事業参入の申し入れをした。

君津4市は受け入れについて協議、検討した結果、ごみ処理経費の削減といった大きなメリットがあることなどから有益≠ニ判断。各市議会で承諾を報告し、11月20日付で安房2市1町に受け入れを回答。6市1町で事業を進めることになり、この日の覚書締結に至った。

覚書の内容は、▽相互に連携、協力して事業を推進する▽君津4市が策定した(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業基本構想の検討結果に基づき進める▽事業に要する費用については、構成市町が応分の負担をする――など。

覚書に記名押印をした南房総市の石井裕市長は「安房地域のごみ処理場の整備に関しては、場所の選定段階から二転三転し、長い間にわたっての懸案になっている事業。今回の締結によって、課題も出てくると思うが、皆で連携し合って課題を克服し、少しでもいいものを整備できるように努力していきたい」。

鴨川市の亀田郁夫市長は「締結できたことをうれしく思う。(君津4市とできたことで)これから観光などにもつなげて、一緒にできればありがたいと思う」。

鋸南町の白石治和町長は「(鋸南は)規模の小さい自治体。そういう意味では広域でやれるものは広域でやっていくということは、この地域にとって大切なことだと思う。皆さまと一緒に力を合わせて素晴らしいごみ処理施設が完成することを期待したい」とあいさつしていた。

【写真説明】覚書を締結した6市1町の首長=君津

12月26日20時00分 726
Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved