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イチゴを選別する生産者ら=JA安房館野支店で

珠玉の7箱

皇室に献上する房州イチゴの選果式が22日早朝、館山市のJA安房館野支店であった。JA安房いちご部会館野支部(大多和斉組合長、生産者10軒)の生産者らが、丹精して育てたイチゴを厳選して箱詰め。同日、三笠宮家にお届けした。

今年で59回目を迎える伝統行事。昭和34年に秩父宮妃殿下が同市に訪れたのを機に、翌35年から始まり、秩父宮家から現在の三笠宮家と引き継がれている。

献上した品種は、甘みと酸味のバランスの良い「紅ほっぺ」。「収穫の端境期となり、形の良いイチゴを集めるのに苦労したが、1月に入ってからの寒さで寒暖差が出て、甘みのあるおいしいイチゴとなった」と大多和組合長。

選果式では、各生産者らが前日に収穫した自慢のイチゴ約1000粒を持ち寄り、3Lサイズで形、色、つやが優れた粒を選りすぐり、7箱(28パック、364粒)に詰めた。

大多和組合長は「館山のイチゴで春を感じていただきたい」。今回で平成最後の献上となるが「生産者にとって特別な行事。生産者は減少しているが、新しい時代となっても続けていきたい」と話していた。

【写真説明】イチゴを選別する生産者ら=JA安房館野支店で

1月22日20時00分 590
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