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柴山明彦さんと妻の裕子さん=南房総

ユリで2年連続の最高賞

「第68回関東東海花の展覧会」の球根切花部門で、南房総市南無谷の花き生産者、柴山明彦さん(64)が出品したオリエンタルユリの「ハイラックス」が、部門最高賞の農林水産大臣賞を受賞した。柴山さんは昨年もLAユリの「エニヤック」で大臣賞を受けており、2年連続の快挙。「喜びというより驚きです。身近に優秀な生産者がいる中で賞をとれてうれしい」と喜んでいる。

国内最大級規模の花の祭典で、関東、東海地区の1都11県と花き生産団体が主催。東京・池袋のサンシャインシティを会場に開催された。

今年の品評会には、約1800点の花きが出品され、カーネーションやキク、バラ、球根切花、洋らん、観葉植物など10部門で審査が行われ、安房地域では柴山さんを含めて10人が金賞に輝いた。

柴山さんは、オリエンタルユリの品種で丈が短い小輪タイプで、薄いピンク色の花が咲く「ハイラックス」を出品。「派手さはないが、コンパクトにまとまったことが評価されたのでは」と、評価を自己分析した。

農林水産大臣賞に輝いた柴山さんの「ハイラックス」

花き生産を40年以上続けている柴山さん。周年栽培できることがメリットだと、平成8年からユリの生産を始めた。生産者仲間と切磋琢磨(せっさたくま)しながら、妻の裕子さん(59)と一緒に、生産向上に励んでいる。オリエンタルユリの生産を本格的に始めたのは5年ほど前からだという。

今回当番県となったのは埼玉県で、「埼玉には全国的に有名な『深谷のユリ』があり、多数出品されている中で大臣賞を受賞したことで、安房の生産レベルの高さを示すことができたのでは」と笑顔を見せた。「日ごろから消費者に喜んでもらえる花づくりを心掛けているが、来年は千葉県が当番県になるので、初心に帰って生産をし、またいい賞が取れるように頑張りたい」と話していた。

安房地域の金賞受賞者は次のとおり。

=敬称略

▽岩田秀一(カーネーション、南房総市)▽小泉敏明(一般切花、南房総市)▽平嶋勝司(一般切花、館山市)▽正木竜一(カーネーション、南房総市)▽田村比呂子(一般切花、鋸南町)▽金井園芸(一般切花、南房総市)▽和田芳樹(一般切花、南房総市)▽高木チエ子(一般切花、南房総市)▽鶴谷照実(一般切花、南房総市)

【写真説明】柴山明彦さんと妻の裕子さん=南房総

【写真説明】農林水産大臣賞に輝いた柴山さんの「ハイラックス」

2月7日20時00分 650
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