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空き家対策について講話を聞いた自主研修会=鋸南町

調査報告や意見交換

安房地区行政相談委員連絡協議会(武内章会長)の自主研修会がこのほど、鋸南町役場で開かれた。委員11人や各市町の担当職員、関係者が参加。空き家対策について講話を聞くなど、研さんを積んだ。

総務大臣から委嘱される行政相談委員。安房地域では14人が委嘱されていて、住民たちの相談にあたっている。自主研修会は年2回行っていて、この日は今年度2回目となった。

今回は、全国的に空き家の増加が社会問題となっている中、安房地域でも空き家に関する相談が多くなっていることから、「空き家対策」をテーマにした。

研修会でははじめに、南房総市建設環境部建設課の立川洋一副主査が、「南房総市の空き家対策について」をテーマに講話。同市の実態調査の結果や、平成28年3月に策定した「市空家等対策計画」に沿った措置実績などについて説明を聞いた。

この後、総務省行政評価局評価監視官室の花井光調査官が「空き家対策に関する実態調査の結果について」として、全国93の自治体で行った調査の概要を説明。

各自治体の対策の実態を明らかにし、全国での代執行の事例や自治体担当者に役立つ取り組み例をまとめ、今後の空き家対策の後押しをする目的で行ったことや、県内では南房総市など4市で行われ、南房総市内では武内委員と和泉澤和正委員が、調査官とともに市内の空き家の現状を調査したことが報告された。

研修に参加した委員たちは、特定空き家に判定された後の指導や勧告までの手続きにかかる時間や費用を抑えられるよう、「空き家等対策協議会に権限を持たせる法改正をしてはどうか」といった意見や、「相続放棄による所有者不明物件の取り扱いに困っている」といった実例を交えながら意見交換も行っていた。

【写真説明】空き家対策について講話を聞いた自主研修会=鋸南町

2月15日20時00分 661
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