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鹿の角でアクセサリーをつくる旅行客=鋸南

鳥獣被害を観光資源に転換へ

県内の観光協会、商工団体、農林水産団体、芸術・文化団体、企業、NPO、大学、県・市町村などで組織する「ちばプロモーション協議会」(会長・森田健作知事)が、新商品として募った企画の第1位のツアーが16日と23日にあった。鋸南町が提案した「房総トレジャー半島で発見!体験!冒険!」で、2日間で計91人が房総半島の新観光ツアーを満喫した。

地域の資源や特性を生かした観光素材の掘り起こしを進めようと、広域連携ルートを模索していた。県内から31件の応募があり、鋸南町提案の商品が1位となったのを受け、2日間のモニターツアーが実現した。

東京・新宿発着の日帰りバスツアーで、同協議会と阪急交通社による共同企画。ツアー客は、日帰りで房総半島を巡った。

今回は農村地区の社会課題でもある鳥獣被害を観光資源に転換しようと、鹿の角でのアクセサリーづくり体験をメインにツアーが企画された。

鹿の角でアクセサリーをつくる旅行客=鋸南

新宿発のバスは、午前10時に鋸南町の道の駅保田小学校に到着。同施設の「まちの縁側」を会場に、担当者から有害鳥獣の被害の実態を聞いた後、鹿角のアクセサリーづくりに。ビーズやひもで鹿角をストラップに仕上げた。参加者は「鹿の角を見たのは初めて」「房総半島には鹿がどれほどいるのか」などの声もあった。

体験後は見ごろとなった頼朝桜(カワヅザクラ)を保田川沿いで見物。道の駅で買い物した後、安房4市町の観光パンフレットや銘菓が入ったお土産をもらい、海堡(かいほう)丼の昼食会場の富津市へ向かった。

両日とも館山市や鴨川市も巡り、崖観音に参拝。パンフレットで再訪問を促すなどし、新ツアーをきっかけに安房エリアの新しい観光の可能性も探った。

【写真説明】鹿の角でアクセサリーをつくる旅行客=鋸南

【写真説明】ツアーバスを見送る関係者=同

2月28日20時00分 719
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