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ギンザメの給餌の様子=シーワールド提供

「羽ばたくように泳ぐ姿見て」

長期飼育が難しい深海魚のギンザメの飼育展示が、鴨川市の鴨川シーワールドで始まった。鴨川沖の定置網で採取された雌の個体で、「水族館で目にすることは珍しいギンザメが、大きな胸ビレで羽ばたくように泳ぐ姿を見てほしい」とシーワールド。

ギンザメは、日本周辺のやや深い海に広く分布する軟骨魚類の一種。銀色の体と大きな目、大きな胸ビレ、背ビレの毒針が特徴で、体長1bほどになる。国内では、ギンザメ科で8種、テングギンザメ科で3種の計2科11種が知られている。

定置網や刺し網でも捕獲されることから、水族館でもときおり展示されている。しかし、長期の飼育は難しく、シーワールドでは2006年に鴨川沖の定置網で採取したギンザメを飼育した315日が最長記録となっている。

今回のギンザメは、今年2月8日に鴨川沖の定置網で捕獲された。搬入時から安定して泳ぎ、翌日には魚の切り身を食べ始めたという。シーワールドでは、過去の飼育実績から2日に1回、魚の切り身やエビのむき身などを与えて育てている。

先ごろ本格的な公開を、園内のエコアクアロームにある深海をイメージした薄暗い展示水槽「鴨川海底谷」で始めた。

【写真説明】ギンザメの給餌の様子=シーワールド提供

3月12日20時00分 505
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