ニュース » 記事詳細
ディスカッションした内容を発表する参加者=館山

認知症について学び、地域で支えることを目的とした「認知症サポーター養成講座」が26日、館山市の宮城区社務所で開かれた。同社務所で毎週サロンを運営する「宮城健康なかま」と「地域包括支援センターなのはな」が主催し、地域住民25人が参加して認知症について理解を深めた。

宮城健康なかまは、住民のコミュニケーションの場や介護、認知症予防を目的としたボランティア団体。毎週火曜日午後1時半から同区社務所で健康サロンを開催し、体操やストレッチの他、ゲームや頭の体操、踊りなど各回内容を変えて活動を行っている。今回の講座は同団体から地域包括支援センターなのはなに依頼があり、開催されることになった。

同センターの他、介護老人保健施設みやぎの郷や館山市認知症初期集中支援チームの職員が協力して講座を運営。高齢者が増え若年層が減る現代、介護・医療従事者が足りない状況が深刻化していることを踏まえ、認知症への理解を深め地域で支え合うことの重要性を学んだ。

宮城健康なかま代表の平田美知子さん(70)は、民生委員を6年担当した時期に地域に独居老人が多いことを痛感。2016年に有志で団体を立ち上げた。「協力し合うメンバーのおかげで毎週とてもにぎやかにサロンを開催しています。家にいる人の外へ出る機会に、そして認知症の予防になるといいですね」と語った。

講座後半では、参加者がディスカッションして認知症に対して自分ができることを発表する場も設けられた。「あいさつを掛ける」「本人が何をしたいか理解する」「散歩しながら地域を見守る」などさまざまな意見が交わされていた。

【写真説明】ディスカッションした内容を発表する参加者=館山

3月27日20時00分 622
Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved