ニュース » 記事詳細
田植え作業に汗を流すオーナーたち=大山千枚田で

鴨川

「日本の棚田百選」のひとつ、鴨川市の大山千枚田で3日、棚田オーナーによる田植えが始まった。大小375枚が重なり合う水田に、県内外から約370人が訪れ、手作業での苗植えに汗を流していた。

農業従事者の高齢化などで耕作が放棄される棚田の保全策として、平成12年にオーナー制度をスタート。田植えから稲刈りまで、一連の作業を行う。

148組がオーナー登録している大山千枚田では、3、4日に田植えを実施。3日はオリエンテーションで苗を植えるコツなどを教わった後、オーナーたちが家族や友人らと一緒に水田に入り、手で苗を植えていった。

ママ友らと参加し、今回で5年目という東京都世田谷区の網野善子さん(45)は「東京ではできない体験で、遠くから来る価値がある。田植えが一番楽しい」と笑顔。東京・法政大学のサークル活動として参加した笹木まどかさん(19)は田植え初挑戦で、「苗を植える深さの加減が難しかった。収穫して味わうのが楽しみ」と話していた。

オーナーらは今後、定期的に草刈りをして管理し、8月31日と9月1日に収穫する予定。

【写真説明】田植え作業に汗を流すオーナーたち=大山千枚田で

5月3日20時00分 528
Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved