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色とりどりのハーバリウムなどが並ぶ店内=清澄寺参道の店舗で

自生植物の手づくり作品販売

鴨川市の清澄寺に向かう参道の空き店舗を活用し、地元に自生する植物を使ったハーバリウム(観賞用の植物標本)やブローチなどハンドメード作品を販売する店が、きょう1日オープンする。関係者は「清澄には花や木の実などがたくさんあり、自然豊かであることを知ってほしい」と来店を呼び掛けている。

清澄寺の参道には、約20年前までは土産物店や飲食店など15軒ほどが並んでいたが、経営者の高齢化や参拝者の減少で現在は3軒にまで減少。シャッターが閉じたままの空き店舗が目立つ。

「地域の活性化につながれば」と地元有志でつくる「清澄癒しの里づくりの会」が、10年ほど前から閉店したままの店舗を活用して店をオープン。シダやアケビ、ウツギ、八重桜など、乾燥させた清澄自生の植物とオイルを瓶に詰めて飾る「ハーバリウム」の他、木の実や花がらを使ったブローチ、マグネットなど、同会の女性4人による手づくり作品が店頭に並ぶ。

開店に当たり会員3人が、ハーバリウムづくりのインストラクターの資格を取得。店の代表を務める鈴木明美さん(61)は「ハーバリウムは季節の花を長く楽しむことができるので、清澄の思い出をいつまでも感じてほしい」と話す。清澄寺境内にある国の天然記念物「千年杉」の自然落葉したスギの葉を使用したハーバリウムもある。

今後は、ハロウィーンやクリスマスのリースなど季節に応じた作品も販売する予定で、「自然を体感できるワークショップも開催していきたい」と鈴木さん。

近くの妙法寺仏舎利塔前では、間もなく1万2000株のユリが見ごろを迎えることから、開花期はポット植えや切り花などの販売もある。

6月は、土日の午前9時半から午後3時半まで営業。問い合わせは、同会(080―7219―4455)へ。

【写真説明】色とりどりのハーバリウムなどが並ぶ店内=清澄寺参道の店舗で

5月31日20時00分 937
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