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小神輿を前に説明を受ける子どもたち=南房総

精巧な彫刻に驚き

南房総市の南千倉区(武内章区長)はこのほど、修復が完了した大神輿と小神輿のうち、小神輿の勉強会を同区コミュニティ集会所で開催した。区内の子ども会を中心に、役員や青年会など総勢50人が参加して小神輿の特徴を学び合った。

同区は昭和32年に両神輿を購入。63年に第1回目の修復が行われたが、30年がたって木部の傷みや金属部に破損が見られることから、5年前に修復実行委員会を組織した。修復は同市千倉町白子の塗師、石井一良氏と館山市の錺(かざり)師、尾崎弘明氏に依頼。令和元年で、同区が千倉8区の年番区となる今年に合わせて修復を進め、6月に完成した。

勉強会では、石井氏が講師として小神輿を前に細部の特徴を分かりやすく説明。一枚板に彫られた胴部分や、十二支の精密な彫刻、垂木下の四隅に施された竜の彫刻など地域内でも珍しい小神輿であることを学んだ。

参加した子どもたちは「こんな立派な神輿だとは知らなかった」「今年のお祭りは、さらに楽しみながら担ぎたい」と感想を述べて地元の歴史や文化に理解を深めていた。

【写真説明】小神輿を前に説明を受ける子どもたち=南房総

7月4日20時00分 573
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