ニュース » 記事詳細

9日に2市合同協議会設立

南房総市と館山市、県は、持続可能な地域公共交通の維持、発展を図ろうと、「南房総・館山地域公共交通活性化協議会(仮称)」を設立する。共通する課題を生活圏をともにする2市と県で考え、合同で地域公共交通網形成計画の策定作業に取り組む。9日には南房総市役所で、委員となる2市や県、国の関係職員、交通事業者、地域住民、学識関係者らを集めての第1回会議を開くことになっている。複数市での同計画の策定は、県内では初の取り組みだという。

協議会では、地域にとって望ましい公共交通網のすがた≠示すマスタープランで、まちづくりと連携した公共交通ネットワークを再構築するために取り組む事業などをまとめる地域公共交通網形成計画を策定し、実施までを行う。

これまで、南房総と館山の2市では、それぞれ単独で地域公共交通の施策策定や、交通事業関係者との協議を行ってきたが、人口減少による乗客減、収益の悪化、乗務員不足などが進み、状況は悪化を続けている。

そこで、生活圏をともにする2市で共通する課題に取り組むことで、地域住民や来訪者にとって利便性の高い地域公共交通網の維持、整備を図ろうと、合同で協議会を立ち上げることになった。

より広域的な見地から施策を検討できる体制を整えようと、協議会には県も参画することになった。

9日には南房総市役所で、協議会の委員となる23人を集め、第1回目の会議を開き、協議会の規約についてや事業計画、計画策定に向けた調査事業などについて協議することになっている。

令和2年度中に合同の地域公共交通網形成計画の策定を目指すことになっており、事務局の南房総市企画財政課では「合同協議会を通し、より効果的に利用者のニーズに合った地域公共交通網を検討し、実現させていきたい」としている。

9月5日20時00分 763
Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved