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デモンストレーションも行われた報告会=南房総市役所で

千葉工大の学生17人が報告

南房総市と「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業に係る連携・協定」を結んでいる、千葉工業大学の情報ネットワーク学科(中川泰宏助教)の学生17人が、民間IT企業の協力の下、取り組んでいる「徘徊(はいかい)者発見アプリ」「公共施設利活用アプリ」の成果報告会がこのほど、同市役所で開かれた。

アプリ開発は、若者の目線で地域活力を創造し、協働の街づくりを進めるという、同市の総合戦略「産学協働地域活力創造事業」の取り組みのひとつとして、展開された。

徘徊者発見アプリは、自宅の玄関扉などに加速度センサーと小型カメラを取り付け、徘徊者が家から外出するときの画像や動画を自動で撮影、家族のスマートフォンや市役所のパソコンに通知し、徘徊者の早期発見につなげようというもの。

一方の、公共施設利活用アプリは、市民が公共施設を利用する際の利便性を向上させるためのもの。インターネットで施設利用の予約を受け付け、利用者のスマホ等に入館用のQRコードを送信し、従来の窓口での申請・鍵の受け取りを不要にしようという。

昨年6月から、30時間の履修科目として開発がスタート。17人の学生が取り組み、30時間を終えた後も、ボランティアとして続けられ、同市内で実証実験も行ってきた。

現在は試作機の段階で、今後もボランティアで実証を続け完成≠目指していくという。

報告会には学生をはじめ、嶋田守副市長ら市職員や民間企業の関係者らが参加。アプリのデモンストレーションなどが行われた他、意見交換も行われた。

嶋田副市長が「市の課題に献身的に取り組んでくれた学生に感謝したい」などと講評。学生たちは「自分たちの研究が社会の役に立つというところにやりがいを感じた。実用化に向けて頑張りたい」と話していた。

【写真説明】デモンストレーションも行われた報告会=南房総市役所で

9月9日20時00分 472
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