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軽トラックとメッセージ入りのアシスト瓦=鴨川

地震や風水害の際に、被災者と支援団体に車を貸し出している「一般社団法人日本カーシェアリング協会」(宮城県石巻市、吉澤武彦代表理事)は27日、台風15号で被害を受けた鴨川市に軽トラック1台を無料で貸し出した。

同協会は東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市で設立。全国から寄付を受けた約140台の車を活用したカーシェアリングや生活再建を行っている。

軽トラックは、屋根の応急処置をする段ボール製の瓦「アシスト瓦」237枚を積んで、27日午前8時半ごろ、石巻市を出発。約500`を走り同日午後5時半ごろ、鴨川市の旧主基小学校に設置した災害ボランティアセンターに到着した。

軽トラックを運転してきた、同県釜石市で道路の復興事業を行う中島貴弘さんは「道のりは長かったが、無事届けられて良かった」と話した。

軽トラックを借り受けた鴨川市社会福祉協議会の竹井徹さんは「車両の貸し出しは非常にありがたい。地域住民やボランティアとともに有効に使い、早い復興を目指したい」と感謝の言葉を述べた。

同協会の石渡賢大さんは「台風被害を受け多くのボランティアが被災地入りする中で、復興活動に使用する軽トラックが圧倒的に足りてない」と軽トラックの提供を呼び掛けている。

提供を募集している軽トラックはオートマチック車、マニュアル車は問わず、3か月以上車検が残っていて、走行に支障がある故障がないことが条件。運搬ボランティアが現地まで取りに行くことも可能。

詳しい問い合わせは、一般社団法人日本カーシェアリング協会(0225―22―1453)へ。

【写真説明】軽トラックとメッセージ入りのアシスト瓦=鴨川

9月30日20時00分 983
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