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倒木の除去作業にあたる学生ら=館山市佐野で

自然環境について広く学ぶ「東京環境工科専門学校」(東京都墨田区)の学生が、館山市で1日から4日までで、野生動物被害の防除対策実習として、台風15号で被害を受けた農家支援活動を繰り広げている。

同専門学校の学生らは、地域の協力を得て、昨年から夏と秋に同市でイノシシを中心とした獣害対策を学ぶ実習を実施している。今回は台風15号被害を受けて、特別実習として農家への支援活動をすることになった。

支援活動に当たったのは、鳥獣害対策の専門家を目指す3年生の学生4人と指導教員3人。2日には同市佐野の水田脇で、倒木で破損した獣害対策のワイヤーメッシュ柵の補修作業に当たった。

現場は山裾に約500bにわたって張られた柵が、倒木によって数十か所破損している状態で、学生らは地元農家や地域おこし協力隊員とともに、倒木の除去や倒れたメッシュ柵を直す作業に汗を流した。

学生の古岩樹さん(20)は「夏の実習の時はしっかり張られていた柵が倒木で押し倒され、思った以上に被害が大きくて驚いた。自分ができる形での復旧支援を精いっぱいやっていきたい」。

農家の中間勝幸さん(62)は「このままの状態では来年の作付けもままならず、どうしようかと悩んでいた。学生の皆さんがよくやってくれて、とても助かる」と話していた。

【写真説明】倒木の除去作業にあたる学生ら=館山市佐野で

10月3日20時00分 767
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