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たいまつとLEDキャンドルの明かりに彩られた棚田=鴨川

弧を描く幻想的な光の帯

鴨川市の大山千枚田で27日、3000本のたいまつと1万本のLEDキャンドルで幻想的な夜景を描く「棚田の夜祭り」が行われた。夜市や郷土芸能、創作バレエといったステージもあり、多くの見物客でにぎわった。

地元や市内の観光、商工、宿泊関係団体で組織する棚田の夜祭り実行委員会が地域活性化などを目的に主催。来年1月5日までLEDキャンドル1万本をともす「棚田のあかり」のスタートイベントとして行われた。

2日間の日程で企画されていたが、初日の26日は前日の大雨の影響で中止に。同実行委員会と城西国際大学観光学部の学生、市民有志らが倒れたたいまつを立て直すなど会場を整備し、27日は開催にこぎ着けた。

天候に恵まれた当日は、午後4時ごろから畔(あぜ)道のたいまつに次々と火がともされた。ゆっくりと日が暮れていき、夜の帳が下りると、畦に沿って温かな色合いの光の帯が浮かび上がった。

大勢の見物客からは感嘆の声が。アマチュアカメラマンらも、夢中でシャッターを切っていた。

毎年訪れているという市内の女性は「今年は自然災害が多く、この風景が見られないのではないかと思っていたので良かった。疲れた心の癒やしになりました」と話した。

棚田のあかりは、午後4時〜8時。太陽光発電のLEDキャンドル1万本が棚田を彩る。そのうち、4000本は4色切り替え(オレンジ、ブルー、グリーン、パープル)で、神秘的な光景が広がるという。参加費無料。

問い合わせは、市観光協会(04―7092―0086)へ。

【写真説明】たいまつとLEDキャンドルの明かりに彩られた棚田=鴨川

10月28日20時00分 716
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