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自身の取り組みについて講演する亀山さん=館山

まちの再生に関心高める

館山市の館山駅東口エリアの活性化を目指す「リノベーションスクール」の受講生募集を兼ねた事前講演会が6日、駅東口の房州第一ビルで開かれた。宮城県石巻市の一般社団法人はまのね代表理事、亀山貴一さん(36)が東日本大震災以降に復興に向け取り組んでいる事業内容に、100人の参加者が耳を傾けた。

既存の建物や空間を生かし、性能の向上や付加価値を加えてエリア全体の価値を高める「リノベーションまちづくり」。館山市はこの手法を用いて駅東口エリアの再生を目指そうと、「リノベーションスクール」の開催を予定している。受講生募集のキックオフに当たり、関心を高めようと講演会を開いた。

亀山さんは、元高校教諭。東日本大震災で家族を失う中で職を辞し、地元の石巻市蛤浜を再生しようと、人が集う場をオープン。既存の水産業・林業・狩猟に磨きをかけ、限界集落に年間1万8000人の交流人口を創出。豊かな暮らしをテーマに都市住民が地域と関わる「関係人口」の増加へ向けた事業を、参加者らが真剣なまなざしで話に聞き入った。

主催の館山リノベーションまちづくり実行委員会の小倉輝一会長(44)は、「亀山さんの熱い思いで、スクール開催への意欲も高まった。今後、より多くの地域の方に関心を持ってもらうために努力したい」と語り、会場で受講生の募集を開始。

リノベーションスクールでは、地域内外の起業家やまちづくりに関心のある受講者らがチームを組んでノウハウを学び、最後に不動産オーナーに事業アイデアを提案する。開催期間は、来年1月10日から2泊3日で、申し込み締め切りは12月13日。募集人数は24人で、受講料は2万円(資料代、機材使用料を含む)。申し込みや問い合わせは、館山市雇用商工課(0470―22―3136)へ。

【写真説明】自身の取り組みについて講演する亀山さん=館山

11月8日20時00分 424
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