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情報を更新する参加者ら=館山

市民ら26人で情報を更新 館山

インターネット上の百科事典「ウィキペディア」に地域の情報を記録する「ウィキペディアタウンin館山プレイベント」(チーム千葉県主催)が9日、館山市図書館で開かれた。台風被害を未来に役立てようと図書館員や編集経験者を中心に地域内外から26人が参加して、同事典の情報を更新した。

ウィキペディアとは誰もが記事を作成・編集でき、無料で閲覧できる、世界有数の閲覧数のあるインターネット上の百科事典。当日は、市民が地元の情報を同事典に作成・編集するイベント「ウィキペディアタウン」が予定されていたが、相次ぐ台風被害で延期に。しかし、「館山を応援する気持ちを込めて、台風被害を記録しよう」との声が上がり、プレイベントという形で開催することになった。

はじめに、日本語版同事典の元管理者である海獺(らっこ)さんがイベントを説明。「台風19号の際に話題になった1957年の狩野川台風の記事は、1日40万件以上のアクセスがあった。今回の台風被害を出典を付けて加筆することは、未来の誰かのためになる」と話し、編集経験者が中心となって記事の更新に着手。資料や新聞記事などを参照し「令和元年台風第15号」の記事をまとめ、「沖ノ島」の記事にも台風被害の項目を追加。特に被害の大きかった同市布良の「布良崎神社」も出典を付けながら、記事を充実させた。

チーム千葉県共同代表の角張洋平さん(40)は、「多くの人が目にするウィキペディアに館山の被害状況が加えられたのは大きなこと。次回は市民の方にも参加を募り、地域の良さに目を向けて、館山市の価値をさらに高められるようにしたい」と話していた。

【写真説明】情報を更新する参加者ら=館山

11月16日20時00分 814
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