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センリョウの実の状態を見る山川さん=館山

体風禍で生産減も出来は良好

正月飾りの縁起物とされるセンリョウの出荷に向けた作業が、特産地の館山市畑地区でピークを迎えている。台風被害で出荷量は減少が見込まれるが、全体的な出来栄えは良いという。

葉の緑に鮮やかな赤い実が映えるセンリョウは、日陰を好むため竹簾でつくった「千両小屋」で栽培される。

JA安房豊房千両部会(畑、神余地区の31軒)部会長の山川國雄さん(72)によると、今年は台風15号で多くの千両小屋が強風被害を受け、出荷量は全体で例年より2、3割減少しそうだという。

山川さん方でも、11棟の千両小屋全てが被害を受け、修復した10棟で栽培。出荷量は2割ほど少ない約260ケースを見込んでいる。台風の影響で実の付きが少ないものもあるが、葉や実の色づき具合は良く、全体的に出来栄えは良いという。

正月に向けてこれから各地で始まる競りに向けて、出荷準備作業は最盛期で、実が色づいた見事なセンリョウが並ぶ千両小屋で、家族、親戚らと切り出し作業に追われていた。

山川さんは「台風被害で苦労したが、出来栄えは良く、自信を持って出荷できる。来年は災害のない良い年になってほしいですね」と話していた。

【写真説明】センリョウの実の状態を見る山川さん=館山

19年12月4日 1,112

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