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総合戦略などについて審議した総計審=館山

人口ビジョン 2060年に3万人

館山市の次期総合戦略(2020年度〜25年度)と人口ビジョン改訂版の原案が固まった。人口ビジョンでは2060年に約3万人を維持する目標を設定。総合戦略では新たにSDGs(持続可能な開発目標)との関連付けなどを盛り込んだ。3日にあった市総合計画審議会で審議し、取りまとめた。

同市の人口は、15年現在4万7464人で、「国立社会保障・人口問題研究所」の推計では60年に2万6712人に減少するとされている。

人口ビジョンでは、合計特殊出生率(15年現在1・44)を60年に1・8まで高め、転出抑制と転入促進を図ることで、60年で推計人口より約2600人多い2万9337人を目指す。約3万人を維持する目標設定は、第1期と同じだが、より若者のUIJターン促進に力を入れる内容とした。

今後6年間の施策を示した総合戦略では、基本方針に新たに国際社会で取り組んでいるSDGsなど新たな時代潮流への対応を取り入れた。

基本目標などは第1期を踏襲した内容だが、具体的な施策には公共交通を利用しやすくするための各種事業、台風被害からの復興促進、スマート農業の推進、外国人観光客誘致に向けた台湾関係者との人脈づくりの強化など、新たな内容も多く取り入れた。

数値目標も示しており、観光客は年間207・5万人から230万人に、6年間で移住者数300人、起業・創業者数50人に、ふるさと納税返礼品に登録する地場産品を160品目から300品目に増やすなどの目標を設定した。

今後、16日からパブリックコメントで市民からの意見を募集し、来年3月の策定を目指している。

【写真説明】総合戦略などについて審議した総計審=館山

19年12月5日 1,006

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