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激しく湯しぶきを振りまく道彦役=館山

館山

館山市西川名の厳島神社で12日、煮立った湯を浴びて厄払いをする湯立神事があり、大勢の地元住民と参拝者が足を運んだ。

同市の無形民俗文化財に指定されている神事。この湯を浴びると厄払いになると伝えられている。

2つの大釜に沸いた湯を、酒、米、塩で清め、白装束を着た「道彦(みちひこ)」と呼ばれる神官役が、「やっさい」と叫びながら笹で勢いよく四方に振りまき、参拝者は競って周囲に集まり今年1年の無病息災を祈った。地域には、この湯で体を拭いてご利益を得る習わしがあり、神事の後はタオルや手拭いに浸し持ち帰った。

道彦役を務めた出口成雄さん(67)は「台風の影響で開催も危ぶまれたが、やはり地域で大切な祭。無事行われて良かった」と話した。

船橋市から訪れた小学5年生の小川和真君は「神社やお城が好きで、この神事もとても興味を持っていた。お湯をかぶって今年の健康を願いたい」。南房総市富浦地区の写真愛好家、目黒輝彦さんは「毎年参加しているが湯のしぶきが写真映えしてとてもきれい。多くの人に体験してほしい」と話していた。

【写真説明】激しく湯しぶきを振りまく道彦役=館山

1月13日20時00分 574

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