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学生たちがつくった絵本

聖徳短期大生が産学協働で

南房総市と協働のまちづくりを行っている聖徳大学短期大学部総合文化学科の学生たちが、市の広報紙で紹介されている「南房総市の昔話」を絵本にした。3年目の製本化≠ナ、今回は9作品をそれぞれ1作にした。各100冊、計900冊をつくり、市内の子ども園や図書館などに配布した。

同市の総合戦略「産学協働地域活力創造事業」の取り組みのひとつ。学生ら若者の目線で地域活力を創造し、協働でより良いまちづくりに向けた活動が繰り広げられている。

南房総の昔話は、市の元教育委員長の生稲謹爾さんが、地域資源の掘り起こしや伝承をしようと、旧7町村に伝わる民話や昔話を市の広報紙で紹介している。

同学部の学生たちが、昔話を市民をはじめ、子どもたちに伝えることで郷土愛を育んでもらおうと、平成29年度から取り組んでいて、これまでに15の作品が絵本になっている。

今回、絵本にしたのは▽馬に銭を分ける(富浦)▽白蛇の恩返し(富山)▽どっこいしょ(三芳)▽生き馬の目(三芳)▽侭狐に化かされた魚屋(白浜)▽勘解由どんの猫(千倉)▽鬼子母神(同)▽蛇の岩(同)▽サザエの壺焼き(丸山)――の9作品。A5サイズで、1冊それぞれ6〜10ページ。作品中の絵も学生たちが描いた。

絵本は、市内の子ども園、子育て支援センター、図書館、公民館に配布され、地域の歴史の学びや郷土愛の育成に活用される。

担当の市民課市民協働グループでは「生稲さんがまとめた昔話を知ってもらうため、多くの人に読んでもらい、伝承することでふるさとを愛する気持ちを深めていってほしい」と話している。

詳しい問い合わせは、南房総市市民課市民協働グループ(0470―33―1005)へ。

【写真説明】学生たちがつくった絵本

1月20日20時00分 664

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