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新型コロナウイルスについて語る細川部長=鴨川

「感染力はインフル程度」

新型コロナウイルスに感染した2人が入院する亀田総合病院は31日、鴨川市役所で説明会を開いた。安房地域の行政職員や保健所、消防、教育関係者ら約100人が集まり、感染症科の細川直登部長から同ウイルスの性質や対応について解説を聞いた。

説明会は、中国・武漢市からの帰国者が勝浦市の勝浦ホテル三日月に滞在し、同病院に2人が入院していることから動揺が広がっている事態を受けて、地元の鴨川市で開いた。今後、同じレベルでの知識、理解を持って対応ができるようにと、安房地域の関係機関に呼び掛けた。

細川部長は、厚労省や首相官邸から専門医がいる同病院へ直接要請があった経緯と綿密な連携を取っている状況を説明。感染症の陽性反応が出た2人は、結核患者と同じ3重の扉のある専用病室で厳重に経過を見ており、移動経路も含めて病院外に感染が漏れることはないと断言した。

また同ウイルスについては、▽感染力は麻疹の5分の1、インフルエンザと同等程度▽風邪の原因となるウイルスの一つ▽子どもが感染する可能性は低いこと――など医学的な視点で解説もあった。

最後に質問を受けて、同病院やホテルスタッフの子どもがいじめに遭っている報告に触れ、「帰国者を受け入れたホテルや病院は、国内に感染が拡大しないように選ばれ、戦っている。いわばヒーローである。いじめは看過できず、子どもたちに分かりやすく状況を伝えてほしい」と訴えた。

【写真説明】新型コロナウイルスについて語る細川部長=鴨川

20年2月1日 13,466

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