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4車線化事業が進むことになった館富トンネルを含む区間

ボトルネックの解消に期待

国道127号の防災対策強化に向けた、国土交通省千葉国道事務所の「第3回国道127号防災対策検討委員会」が18日にあり、地域防災力強化のために館山バイパスの館富トンネルを含む約1`区間(館山市川名―南房総市富浦町福澤)を4車線化することを確認した。同区間の整備により富浦IC以南は全て4車線化されることになる。今回の審議結果を受け、同事務所では早期に事業着手するとしている。

老朽化が進み、狭いトンネルや橋が多い国道127号の防災対策強化に向け、必要な事業について検討するため有識者、行政で組織されている委員会。新型コロナウイルス感染拡大を受け、書面審議で実施された。

今回は、富津館山道路富浦IC以南の4車線化の必要性について審議。同IC以南に安房地域の防災拠点が多くあり、安房地域への支援物資輸送、館山港と連携した緊急輸送ネットワークを確保するため現在2車線の同区間の4車線化は必要とし、4車線化を行うことを確認した。

4車線化に当たっては、もう一つ別のトンネルをつくる方法で実施し、事業費は概算で約30億円を見込んでいる。すでに用地は取得済みだといい、同事務所では早期に現地調査などの事業に着手する方針。

繁忙期には渋滞も起きていた同区間(平成27年撮影、市提供)

これまで館山バイパスの4車線化は、平成21年に南総文化ホール前交差点から那古交差点まで、27年にさらに那古交差点から川名地区交差点までが完了している。

しかし、今回4車線化が確認された館富トンネルを含む区間がボトルネックとなっており、観光シーズンには渋滞も発生し、地元では整備促進の要望活動なども行われていた。

今回、同区間での4車線化整備が進められることになったのを受け、館山市の金丸謙一市長は「長年の要望活動が結実した4車線化の整備推進は、南房総地域の懸案であるボトルネックが解消され、防災力強化や観光業など地域の発展に大いに寄与することであり、望外の喜び。ご尽力いただいた関係者の皆さまに感謝申し上げるとともに、引き続き地元市として事業に協力していきます」とコメントしている。

【写真説明】4車線化事業が進むことになった館富トンネルを含む区間

【写真説明】繁忙期には渋滞も起きていた同区間(平成27年撮影、市提供)

3月20日20時00分 1,401

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