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急ピッチで進められる新病院の建設工事=鴨川

地域包括ケアの拠点にも

鴨川市宮山の鴨川国保病院の隣接地で、新病院の建設工事が急ピッチで進められている。現在、1階部分の躯体(くたい)工事が行われており、今年中に建物が完成する見込み。

新病院のコンセプトは▽災害時に市民を支える=災害発生時に全市民の医療や長期避難を支える拠点▽これからの公的医療を推進=地域包括ケアシステムの構築や、データヘルス改革を通じた市民の健康レベルの維持向上▽まちの活性化を支える=安心な暮らしを守る「地域の拠点」――。

施設は、鉄筋コンクリートづくり一部鉄骨地上3階建て、延べ床面積約5103平方b。1階は外来診察室を主に、検査、手術・処置室。リハビリ訓練室、地域包括ケアセンターなどを設ける。職員らスタッフと患者の動線を分離し、機能的なつくりに工夫される。

新病院の外観イメージパース=鴨川市提供

2、3階は病棟。プライバシーや感染症に配慮した個室を基本とし、病床(ベッド)数は各階35床で現病院と同じ70床。内訳は急性期病床20床、回復期病床32床、慢性期病床18床で、慢性期病床については令和5年度末までに新規の介護医療院に転換する予定。

事業費は、約27億2000万円。建物の工事は今年12月までに終え、機能の移転準備を経て令和3年2月に新病院を開院する。既存病院の解体と外構工事は、新病院開院から7か月間で行われ、112台分の駐車場が整地される計画。

同市では、「2025年を見据え、安房保健医療圏における病床機能の分化と連携を図るため、鴨川国保病院を起点として、安房・君津地域に及ぶ半径約9`圏内唯一の医療機関として、病院をベースに在宅医療や介護サービスを提供し、在宅生活を支援する地域包括ケアの拠点として地域利用の充実を図る」としている。

【写真説明】急ピッチで進められる新病院の建設工事=鴨川

【写真説明】新病院の外観イメージパース=鴨川市提供

5月7日20時00分 1,128

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