ニュース » 記事詳細
高濃度エタノールを寄贈する亀田社長(右)=鴨川

感染予防に役立てて

鴨川市の亀田酒造(亀田雄司社長)がこのほど、新型コロナウイルス感染症の拡大で不足している消毒用アルコールの代用品として、飲料用アルコールでつくった高濃度エタノール1150本を、同市と地元の女子サッカーチーム「オルカ鴨川FC」に寄贈した。

日本酒の自社ブランド「寿萬亀」で知られる、安房唯一の造り酒屋の同社。国内で消毒液の供給不足が指摘される中、国からの要請を受け急きょ、高濃度エタノールの製造に取り組んだ。

同社は年間を通じて酒をつくる「四季製造」のため、常に一定量のアルコールを確保しており、「容易につくることができた」と亀田社長。アルコール濃度65%で不純物を極力少なく精製したスピリッツを、300_gの瓶に詰めて「摩天楼65」として製品化した。

先ごろ、亀田社長が市役所を訪れ「入手が困難な消毒液で少しでも皆さんの役に立てたらうれしい」などと、亀田郁夫市長、オルカの熊田喜則監督と國香想子キャプテンに手渡した。

亀田市長は「消毒液が不足しているので、大変ありがたい。取り扱いに気を付け、大切に使いたい」などと礼を述べた。同市では、原液を庁舎内や来庁者の手指などの消毒に使用するとしている。

【写真説明】高濃度エタノールを寄贈する亀田社長(右)=鴨川

5月26日20時00分 788

各ページに掲載の記事・写真・図表など無断転載を禁じます。著作権は房日新聞社または情報提供者に属します。

Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved