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好奇心旺盛な珀嶺(左)と温厚な嶺花=酪農のさとで

公募で「珀嶺」と「嶺花」に

南房総市大井の県酪農のさとで、新たに加わった白牛2頭の名前が3日、「珀嶺(はくれい)」と「嶺花(れいか)」に決まった。

江戸時代、安房地域には江戸幕府直轄の牧があり、その牧で8代将軍徳川吉宗が白牛を飼育し乳製品をつくったという。同施設では、シンボルとして白牛を展示。第1白牛舎で平成14年12月に生まれた雌の翠嶺(すいれい)がのんびりと暮らしている。

昨年12月、オーストラリアから新たに2頭を連れてきた。地域の人や来園者により一層、同施設への愛着を持ってもらえる、また動物を思いやる心を育むような名前を公募した。

全国から246人、520点の応募があった。同施設管理センターで、選考委員5人が選考委員会を行った。

選考基準を、応募数ではなく、「地域にふさわしい名前」に。嶺岡牧場の「嶺」を使用したものから、選出した結果、神原真一さん(船橋市)による珀嶺と、稲葉登代子さん(富津市)、新保かずえさん(君津市)による嶺花に決定した。

「南房総の花と白牛の美しい白さ、自然豊かな歴史ある嶺岡牧場をイメージして、たくさんの人に愛され、牧場でのびのびと元気に育ってほしいという願いが込もった、親しみの持てる名前」ということから、選ばれた。

名前は、白牛のお披露目式を執り行って紹介する予定だったが、新型コロナウイルスの感染防止のため中止となった。

同施設では、「すてきな名前を応募していただきありがとうございました。2頭の新たな仲間の名前を、親しみを込めて呼んでもらえたらうれしいです」と話した。

【写真説明】好奇心旺盛な珀嶺(左)と温厚な嶺花=酪農のさとで

6月12日20時00分 602

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