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「心のバリアフリー」のステッカー

鴨川市でバリアフリーやユニバーサル社会の実現を目指す市民団体「鴨川未来倶楽部NEXT」は、同市が「誰もが住みやすいまち」を目指して取り組む「進めよう心のバリアフリー」を応援するステッカーをつくった。市内で取り組みに賛同する事業所や個人に配布され、車両に貼るなどしている。

同団体では、障害者のための▽歩道や施設など生活空間の段差をなくす▽音の出る信号機の設置――などハード面のバリアフリーは、行政、企業とも財政面、経営面からすぐに対応することが難しいのが現実と指摘。

「見て見ないふりをしない勇気」を、「心のバリアフリー」と定義し、障害者だけでなく、高齢者や小さな子ども連れ、困っている人を見たら、手を差し伸べたり、声を掛けたりするなど、少しの配慮と気遣いを訴えている。

こうした心のバリアフリーは、国でも推進しており、同市では広報紙で啓発記事を随時掲載するなどしていることを受け、行政任せではなく市民も一緒に取り組むことが必要と、意識高揚のためにステッカーを作成した。

ピンク色の下地に、青字で「私たちは鴨川市の取組を応援します」「進めよう『心』のバリアフリー」赤の縁取りの白抜きで「〜見て見ないふりをしない勇気〜」の文字に、赤のハートをあしらった人目を引くデザインで、700枚を作成した。

市内の訪問介護事業所や企業、個人が車両に貼るなどしており、初版分がなくなったため、追加で発注しているという。

同団体のメンバーで、自身も脊髄損傷で車いす生活の佐藤翔太さんは「社会にあるハード面の障害は、ほとんどが人の気持ちで解決できる。困っている人を見掛けたら気後れすることなくサポートしてほしい」と話している。

ステッカーについての問い合わせは、鴨川未来倶楽部NEXTの久根崎さん(090―6119―0478)へ。

【写真説明】「心のバリアフリー」のステッカー

7月1日20時00分 562

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