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合併契約書に調印した3社の代表=南房総

南房総市は8日、市内の道の駅を運営している第三セクターの株式会社富楽里とみやま、株式会社ちば南房総、株式会社千倉黒潮物産センターの3社の統合に向けた合併調印式を、市役所で開いた。3社の代表が合併契約書に調印した。30日に開かれる臨時株主総会で、正式に合併が決まる見通しで、10月には新会社「株式会社ちば南房総」を発足させる予定になっている。

合併するのは、とみうら枇杷倶楽部とおおつの里花倶楽部、三芳村鄙の里、ローズマリー公園を運営するちば南房総、富楽里とみやまを運営する富楽里とみやま、ちくら潮風王国を運営する千倉黒潮物産センター――の3社。

各道の駅の老朽化が進んでいることや、売り上げの減少傾向が続いている中、3社を合併することで経営基盤や新規事業の創造力、地域振興力を強化し、時代のニーズを踏まえた新たな事業展開を図ろうという。

合併に向けては、昨年7月から検討協議会を設立し、検討を開始。今年3月には各社の取締役会で合併を承認、4月には基本合意書を締結。今月7日には各社の取締役会で合併契約書が承認され、調印式を迎えた。

調印式には、3社の代表ら10人が出席。ちば南房総社長の石井裕市長、富楽里とみやまの黒川正吾副社長、千倉黒潮物産センターの佐藤光男副社長が合併契約書に調印した。

3社の社長である石井市長は「合併によって得られる相乗効果を最大限に高め、さらなる地域振興に向けて、新たなスタートとして頑張っていきたい」とあいさつした。

新しい会社名は、株式会社ちば南房総となり、市の100%出資会社となる。資本金は9500万円。取締役は14人、監査役は4人とする見通し。

道の駅の管理・運営の他、地域振興や集客を高めるために、商品開発などの6次産業化事業、インバウンド事業の強化、サイクルツーリズムの推進、個人客を受け入れる仕組みづくりなどに取り組むという。同社としては、2025年に10億円の売り上げを目標としている。

【写真説明】合併契約書に調印した3社の代表=南房総

7月9日20時00分 863

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