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コロナ影響し最低水準に

館山信用金庫は、4月〜6月期の「たてしん中小企業景況レポート」を発表した。安房地域の企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は、新型コロナウイルスの影響で前期から20・6ポイント悪化し、マイナス44・1と現在の調査形式となってから過去最低の水準となった。

同金庫が安房地域の取引先70社を対象に調査し、信金中金の全国、県のデータも合わせて掲載している。業況判断DIは、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた差で、プラスほど良い。

安房地域の業況判断DIは、昨年の台風の影響が大きく出た前々回(令和元年10月〜12月期)のマイナス31・3を下回り、調査対象数を現在の形にした平成30年1〜3月期以降で最低の水準となった。

業種別にみると、卸売業がマイナス80・0、サービス業がマイナス71・4、製造業がマイナス57・1、不動産業がマイナス12・5と各業種とも大きなマイナスで、全体の数字を引き下げた。一方、建設業は16・7と台風被害からの復旧工事で業況が良好でプラスの結果となった。

次期(7〜9月)の見込みは、全業種で悪化が予想されており、今回の調査から14・7ポイント悪化のマイナス58・8とさらに落ち込む見通しとなっている。

なお、全国の業況判断DIは、前期から37・6ポイント悪化し、マイナス56・9と平成20年のリーマンショック後のマイナス55・3を下回る水準に落ち込んでいる。

7月10日20時00分 665

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