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協定書を締結した飯尾支社長(左)と石井市長=南房総

南房総市と東京電力パワーグリッド木更津支社は21日、昨年秋の台風被害を教訓に、「災害時における停電復旧の連携等に関する基本協定」と、災害時における4つの覚書を締結した。同市役所で締結式があり、石井裕市長と同支社の飯尾真支社長がサインを交わした。

昨年の台風では、大規模かつ長期にわたる停電が発生し、市民生活や経済活動に大きな被害が生じたことから、管轄する同支社との連携を強化するとともに、災害発生時には迅速な電力復旧などの活動を行えるように、協定を結ぶことで災害対応の向上を図ることが目的。

基本協定では、▽相互に連携するための連絡体制の確立▽互いが持つ資機材・施設・用地・人材などの資源提供▽被害などの情報の速やかな報告(情報を共有)▽市内の重要施設の優先復旧▽互いの広報手段を使った情報発信――を行うとしている。

さらに、▽災害時における停電復旧作業および啓開作業に伴う障害物等除去に関する覚書▽災害時における連絡調整員の派遣に関する覚書▽災害時における電源車の配備に関する覚書▽防災行政無線等の活用に関する覚書――も締結した。

飯尾支社長は「この協定で、より効率的な連携体制が構築でき、停電状況や復旧作業の進ちょく状況を共有することで、市民の先の見えない不安の解消につながると思う。今後も協定の実効性を高め、災害に強いまちづくり、南房総市が進める住み続けたいまち、選ばれるまちづくりに貢献できるよう取り組んでいきたい」とあいさつ。

石井市長は「停電による影響の大きさを痛切に感じた。万が一の際には少しでも早い復旧、原因の解消が大事。協定によって緊密な関係を構築することができることについては大変心強く、いざというときには力を合わせて生活の安全安心のために協力し合えれば」と述べていた。

【写真説明】協定書を締結した飯尾支社長(左)と石井市長=南房総

7月22日20時00分 431

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