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大規模改修が終了した南房総市役所=南房総

事業費7億6728万円

南房総市の市役所本庁舎本館と別館1の大規模改修工事が終了した。災害時に防災拠点として活用できるように、耐震補強やBCP(業務継続計画)に基づく機能強化、老朽化対策などが施された。

本庁舎と別館1は、1980年9月の竣工(しゅんこう)で、老朽化が進んでいたため、延命や耐震、防災機能の充実を図ろうと、2018年7月から今年7月までを工期に改修した。管理費を含めた事業費は約7億6728万円。

建築工事としては、本館1階の2か所に耐震ブレースを設置した他、鉄骨や梁(はり)の補強、天井の高い別館1大会議室は耐震性を向上した天井に改修し、国が指定する避難所の数値を示すIS値(構造耐震指標)0・75以上を確保した。外壁改修や屋上の防水、天井、壁の内部改修も行った。

電気設備としては、防災強化として72時間の電力供給が可能な非常用発電設備を設置。屋内天井の改修と合わせ、消費電力の低減に優れたLED照明に変更した。

機械設備では、屋上にある高置水槽を撤去、新設。緊急遮断弁を設置し、ライフライン途絶への対応とともに、アンカーで固定して水槽自体の耐震性を向上させた。

この他、トイレを全て洋式化。さらに、本館玄関にスロープや手すりを設置するなど、バリアフリー化も図った。

なお工事中は、本館1階の窓口業務が通常通り続けられるよう「居ながら工事」を採用しており、市では「来庁する方に不便をお掛けしました」と話している。

【写真説明】大規模改修が終了した南房総市役所=南房総

7月30日20時00分 707

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