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協定を結んだ石井市長(左から2人目)と庄司支部長(同3人目)ら=南房総

避難所など 停電時のトイレ問題解消へ

南房総市と千葉県環境保全センター館山支部(会員9社)は30日、「災害時における浄化槽の点検・復旧等に関する協力協定」を結んだ。停電時に優先的に浄化槽を機能させ、避難所などのトイレを使えるようにするためのもので、同様の協定は全国的にも珍しく、県内では初だという。

同市では、昨年の台風災害時に、市の防災拠点や広域避難所が長期にわたって停電し、トイレが使用不能となった。

そのため、停電時でも発電機を使ってポンプを稼働させ、浄化槽を機能させるための点検や応急復旧を迅速に行おうと、同支社と協定を結ぶことにした。

協定では、停電発生時に市が所有している発電機を使ってポンプ、浄化槽を復旧させ、トイレを使えるようにすることや、点検の実施、たまった汚物の緊急処理を行う――などとしている。

同市役所で協定締結式が開かれ、同センターの石井栄理事長の同席の下、石井裕市長と同支部の庄司貢支部長が協定書にサインを交わした。

同市では「衛生環境が悪化したままだと、食中毒や感染症などの二次災害が起こる可能性がある。市では災害用の簡易トイレやラップ式トイレを備えているが、この協定により浄化槽機能を維持して、停電時でもトイレが使える環境を目指していきたい」としている。

【写真説明】協定を結んだ石井市長(左から2人目)と庄司支部長(同3人目)ら=南房総

7月31日20時00分 192

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