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安房地域初の指導救命士となった佐久間副主幹=安房消防本部で

「後進の育成に力注ぐ」

安房郡市消防本部(佐久間初日消防長)の警防課に勤務する佐久間吉宏副主幹が、24日付で指導救命士に認定された。安房地域での指導救命士の誕生は初めて。

指導救命士は、平成26年度に救急業務全般の質を向上させることを目的に定められた制度。

指導救命士には、救急救命士や救急隊長としての実務経験、薬剤投与や静脈路確保などの施行経験、一定の医学教育を受けるなどの要件がある。

佐久間副主幹は、福岡県北九州市の研修所で6月25日から8月7日までの約6週間研修に参加。全国各地の95消防本部から94人が集まった。

研修は、国から提示された必要最小限の教育内容100時限(15日間程度)に対し、現場に即し必要と思われる講義と実習を含んだカリキュラム232時限を実施した。

処置拡大に伴う救命処置として「血糖測定や低血糖時のブドウ糖溶液の投与」、「心肺機能停止前の静脈路の確保と輸液の実施」などの前提となる教育を学んだ。

また、変わりつつある社会状況に柔軟に対応できる救急救命士を養成するための研修カリキュラムの作成なども行った。

27日、同本部で認定式が行われ、佐久間消防長から認定証が手渡された。

認定証を受け取った佐久間副主幹は「救急隊員の質の向上、後進の育成などに努めていき、地域住民の安全安心のため、安房消防一丸となって頑張っていきたい」と話した。

同本部では、指導救命士を中心とした教育指導体制を構築することにより、救急隊員などに対する専門的知識と技術の向上に向けた教育訓練内容の充実を図り、救急活動の質の向上を目指していくこととしている。

【写真説明】安房地域初の指導救命士となった佐久間副主幹=安房消防本部で

8月29日20時00分 860

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