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要望書を手渡す尾形会長(左から3人目)ら=東京で

安房キャンパスの存続求め

鴨川市にある城西国際大学安房キャンパスの同大観光学部が令和4年春から移転することを受け、地元の学部協力会の尾形喜啓会長、鴨川学生アパートオーナー会の満田清会長、同市商工会の島田誠一会長らが1日、安房キャンパスの存続を求める緊急要望書を、同大を運営する学校法人城西大学の上原明理事長宛てに提出した。

要望書の中で3代表は、観光学部の開設以来、親代わりとして学生に寄り添い、学生募集や行事参加、アルバイト機会の提供など、それぞれの立場で学生支援と学部発展に尽力してきたことを指摘。今回の決定は、学部との間に築かれた協力関係を損なうもので、事前に何らの打診もなかったことに強い遺憾の意を表すとしている。

その上で、近年の少子化や新型コロナウイルス禍の影響による厳しい大学経営に理解を示しつつ、観光学部の移転に伴う学生流出によって、急激な人口減やアパートの空き部屋増加、アルバイト不足、市内消費の落ち込み、大学職員や受託事業者従業員などの失業を懸念。

学部設置の際に結んだ「鴨川市太海多目的公益用地に関する基本協定書」に基づき、安房キャンパスの存続について最大限の努力を求めている。

亀田郁夫市長と、同協力会幹事長の庄司朋代市議も同行し、東京都千代田区紀尾井町の学校法人城西大学を訪問。対応した同法人の小野元之理事長特別補佐と、城西国際大学の杉林堅次学長に趣旨を訴え、要望書を手渡した。

小野理事長特別補佐は「移転については、支援を頂いた皆さまに申し訳なく思います。要望は理事会で検証させていただくとともに、引き続き、城西国際大学として、鴨川市の発展に寄与していきたい」などと答えた。

【写真説明】要望書を手渡す尾形会長(左から3人目)ら=東京で

9月5日20時00分 1,127

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