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協定を結んだ石井市長(左)と河野代表取締役=南房総

南房総市は27日、株式会社バカン(本社・東京都千代田区)と、災害発生時に避難所の混雑情報の配信を支援する協定を締結した。同社が提供する「リアルタイム空き情報配信プラットフォーム『VACAN』」を活用し、パソコンやスマートフォンで混雑を確認できる。県内での同社との協定は初だという。

同市では、昨年の台風災害時に一部の避難所が満員となり、別の避難所に移動してもらう状況が発生。さらに今年は、新型コロナウイルスの感染防止のため、避難所の収容人数を減らしていることから、避難所の空き状況を見える化≠キることで、不便のない避難をしてもらおうと、協定を結んだ。同社の無償協力で行われる。

災害などが発生し、避難所が開設される際に、市のホームページや安全安心メールから専用サイトにアクセスすると、避難所が示されたマップが表示され、各避難所をクリックすると、混雑状況が▽空き▽やや混雑(50%)▽混雑(70%)▽満――の4段階で表示される。

同市では、高齢化が進んでいる中、遠方にいる家族が、現地(市内)にいるインターネットを使えない両親らに電話で情報を伝えるといった活用も予定しているという。

協定の締結式は、同市役所と同社本社をオンラインで結んで実施。石井裕市長は「協定の締結は非常にありがたい。コロナ禍なので、住民の方たちには効率の良い避難に活用してもらいたい」。また、同社の河野剛進代表取締役は「われわれのシステムを有効に活用していただきたい」などと話していた。

詳しい問い合わせは、南房総市消防防災課(0470―33―1052)へ。

【写真説明】協定を結んだ石井市長(左)と河野代表取締役=南房総

10月30日20時00分 668

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