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協定を交わした矢代会長(右)と亀田市長=鴨川

県ペストコントロール協会と

災害時の感染症発生に備え

鴨川市は28日、一般社団法人千葉県ペストコントロール協会と「災害時及び感染症発生時における防疫業務に関する協定」を締結した。同協会の矢代秀明会長が同市役所を訪れ、亀田郁夫市長と協定書を交わした。

同市内で大規模な地震、風水害、広範囲にわたる新型コロナウイルスなどの感染症が発生したときに、同協会に防疫業務の協力を要請するもの。同様の協定は、県内の自治体で38か所目で、安房では初めて。

同協会は、公益社団法人日本ペストコントロール協会の47都道府県協会に所属し、有害生物全般の防除(ペストコントロール)に対する調査研究、防疫事業、研修事業などに取り組んでいる。

新型コロナウイルス感染症では、「感染症予防衛生隊」を組織。今年2月、中国・武漢市からの帰国者を受け入れた「勝浦ホテル三日月」の消毒をはじめ、県内の公共施設や小中学校など、延べ150件以上の防疫活動を実施している。

「協定を締結し、日ごろから関係をつくることで、相談業務をはじめ、緊急事態の迅速な対応に期待したい」と、同市健康推進課。協定の締結により、広域的な災害時に県内の協会員業者との調整がつかない場合には、近隣のペスト協会とのネットワークで応援を受けることも可能になるという。

矢代会長は「大規模災害の発生や、新型コロナウイルス感染症が発生した場合、鴨川市と連携して迅速に対応したい」。亀田市長は「協定を機に、鴨川市の防疫業務の強化を図りながら、引き続き、市民の安心、安全のため、さらなる感染症対策に取り組んでいく」などと述べた。

【写真説明】協定を交わした矢代会長(右)と亀田市長=鴨川

10月31日20時00分 579

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