ニュース » 記事詳細
事例発表を行う協議会関係者=埼玉

豊かなむらづくりで

農林水産省と公益財団法人日本農林漁業振興会が主催する「豊かなむらづくり全国表彰事業」の関東ブロック表彰式がこのほど、さいたま新都心合同庁舎であり、南房総市の「平群ツーリズム協議会」が関東農政局長賞を受賞した。耕作放棄地を活用した都市住民の農業体験活動が高く評価された。千葉県の団体が表彰されるのは、平成28年度以来4年ぶりだという。

同表彰事業は、「農林水産祭」の表彰行事7部門のひとつ。農山村漁村におけるむらづくりの優良事例を表彰するとともに、その業績発表を行うことで、むらづくりの全国的な展開を助長し、地域ぐるみの連帯感の醸成とコミュニティー機能の強化を図り、農林漁業や農山漁村の健全な発展を図ろうと、昭和54年から続けられている。

関東ブロックでは今年度、農林水産大臣賞に3団体、関東農政局長賞に平群ツーリズム協議会を含む2団体が選ばれた。

同協議会は、NPO法人千葉自然学校と、南房総市平久里地区の区長、区長経験者、住民、商工会、地域づくり協議会、市などを会員に、平成25年に設立。

古民家「ろくすけ」を拠点として、「子どもの声が響く地域」をキャッチフレーズに、耕作放棄地を活用したソラマメ・大豆栽培といった農業体験や農泊など多くのイベントを企画し、地域に都市住民を呼び込む活動を行っている。

地域外の組織との連携を深め、そこで蓄積されたノウハウや人脈を活用した事例が注目されているという。

表彰式には、同協議会の若林正一会長と、事務局の千葉自然学校の理事らが出席し、関東農政局長の幸田淳氏から賞状が授与された。

席上では、表彰団体による事例発表もあり、それぞれの活動についても意見を交わし合った。

【写真説明】事例発表を行う協議会関係者=埼玉

11月28日20時00分 680

各ページに掲載の記事・写真・図表など無断転載を禁じます。著作権は房日新聞社または情報提供者に属します。

Copyright (C) 2007 Bonichi. All Rights Reserved